ITbookが反発、マイナンバー付番通知目前でゴールドマンが大株主浮上

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/09/28 10:32
 ITbook<3742.T>が反発。国民一人ひとりに12ケタの番号を割り振り、年金、医療、納税などの行政手続きを一つの共通番号で効率的に管理するマイナンバー制度の付番・通知が目前に迫っている。軽減税率の導入案などとも相まって企業の事務処理負担や小売店の機器導入、さらにサイバー攻撃への対応など課題は多く、IT関連企業はベンチャーを含めその需要を取り込むべく積極な参入が相次ぐ状況にある。そのなか、同社は官公庁や自治体向け、民間企業向けなど広範囲にわたるコンサルティング事業で先駆しており、直近ではセキュリティー関連技術で強みを持つラック<3857.T>と自治体が取り組むマイナンバーのセキュリティー対策で業務提携するなど市場でも注目を集めている。また、25日提出の大量保有報告でゴールドマン・サックス証券などが同社株式を5.1%保有する大株主に浮上したことが明らかとなっており、株高思惑を助長している。

ITbookの株価は10時29分現在1101円(△46円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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