円安の恩恵を享受
建設機械を中心とした完成品メーカー。ミニショベル・油圧ショベル・クローラーローダーなどを製造する建設機械事業と、撹拌機などを製造するその他事業を展開しています。自己資本比率は70.2%と高水準です。
「ミニショベル」については、EU第2位、北米第5位のシェアを占めています(Off-HighwayResearch 2013年)。現在は、米国の他、英国、フランス、中国にも子会社を設立しネットワークによる販売をおこなっています。
2016年2月期第1四半期の業績は、売上高が20.4%増の214億8500万円、営業利益が51.6%増の45億5300万円、経常利益が72.2%増の49億2500万円、四半期純利益が80.6%増の31億200万円となりました。
一方通期予想は、売上高が7.3%増の750億円、営業利益が18.0%増の125億円、経常利益が2.0%増の125億円、当期純利益が2.7%増の79億円となる見通しです。
北米では労働市場の回復を背景に個人消費も改善してきたことから住宅投資の伸びが加速しています。欧米でも金利低下やユーロ安が住宅投資を後押しする形となって住宅販売が好調となり、油圧ショベル・クローラーローダーの販売台数が増加した事が業績を牽引しました。
同社の海外売上高比率は90%を超えており、円安効果を真っ向から享受することができます。欧米経済の改善に伴う住宅投資の増加と円安基調の継続によって業績拡大の期待ができると思います。
「ミニショベル」については、EU第2位、北米第5位のシェアを占めています(Off-HighwayResearch 2013年)。現在は、米国の他、英国、フランス、中国にも子会社を設立しネットワークによる販売をおこなっています。
2016年2月期第1四半期の業績は、売上高が20.4%増の214億8500万円、営業利益が51.6%増の45億5300万円、経常利益が72.2%増の49億2500万円、四半期純利益が80.6%増の31億200万円となりました。
一方通期予想は、売上高が7.3%増の750億円、営業利益が18.0%増の125億円、経常利益が2.0%増の125億円、当期純利益が2.7%増の79億円となる見通しです。
北米では労働市場の回復を背景に個人消費も改善してきたことから住宅投資の伸びが加速しています。欧米でも金利低下やユーロ安が住宅投資を後押しする形となって住宅販売が好調となり、油圧ショベル・クローラーローダーの販売台数が増加した事が業績を牽引しました。
同社の海外売上高比率は90%を超えており、円安効果を真っ向から享受することができます。欧米経済の改善に伴う住宅投資の増加と円安基調の継続によって業績拡大の期待ができると思います。