航空電子が続落、第1四半期31.2%営業増益も過度業績拡大への期待感後退

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/23 11:19
 日本航空電子工業<6807.T>が続落、一時前日比223円安の2877円まで売られている。同社は22日の取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高486億2300万円(前年同期比14.1%増)、営業利益65億3800万円(同31.2%増)、純利益46億6500万円(同23.3%増)だった。主力のコネクタ事業は積極的な海外展開と新製品開発により好調に推移、内製化などによるコストダウン効果も利益を押し上げている。第1四半期で大幅な増収増益となったものの、通期業績は売上高2030億円(前期比6.2%増)、営業利益270億円(同4.4%増)、純利益170億円(同7.8%増)と従来見通しを据え置いており、過度な業績拡大への期待感が後退し、目先的な売りを浴びているようだ。

航空電子の株価は11時14分現在2915円(▼185円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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