ピクセラが急騰、Oak絡みで昨年の大泉製の大相場の残像も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/22 14:39
 ピクセラ<6731.T>が急騰。50円高の202円まで上値を伸ばし、前日のストップ高比例配分に続き、きょうも値幅制限いっぱいに買われている。前週末17日にOak キャピタル<3113.T>を割当先に300万株の第三者割当増資と新株予約権11万個(普通株式1100万株)を発行することを発表、これが投機資金を呼び込む材料となっている。ピクセラはこれに先立ち14日に15年9月期業績予想の下方修正を発表しており、営業損益を従来予想の1億8300万円の黒字から1億1000万円の赤字に修正したが、この時も下値では買いが厚く、商いを大きく増加させながら、結局100円台をキープして引ける強さをみせていた。今回、ピクセラがOakへの第三者割当増資などで調達する資金は手取概算で約13億5000万円。債務超過の解消や社債償還費用のほか、製品開発資金や運転資金に充当する方針で、経営立て直しへの期待が高まった。
 一方、Oakは旧ヒラボウでオールドファンには馴染みのある銘柄だが、投資事業へと業態を転換、新興市場企業向けのエクイティファイナンスの引き受けや、上場企業向けの成長支援や事業再生に向けた資本政策の支援でも積極的な取り組みをみせ成功しており、昨年は大泉製作所<6618.T>の大相場(株価は動意後に9倍化)で注目を集めた経緯がある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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