大庄が４日続伸、第３四半期営業利益の黒字転換を好感

　大庄<9979.T>が４日続伸。１５日の取引終了後に発表した第３四半期累計（９～５月）連結決算は、売上高５３４億９２００万円（前年同期比３．４％減）、営業利益９７００万円（前年同期４億５３００万円の赤字）、最終損益５億４００万円の赤字（同６億８４００万円の赤字）となり、営業損益が黒字転換したことが好感されている。前期に実施した店舗閉鎖（５３店舗）の影響で売上高は減少したが、店舗営業時間の見直しなどでグループ既存店売上高が０．８％増と伸長したことや、グループ外部取引先への食材卸売が増加したこと、さらに店舗オペレーション体制の再構築などが寄与し、黒字転換を果たした。
　なお、１５年８月期通期業績予想は、売上高７１４億８０００万円（前期比２．２％減）、営業利益９億２０００万円（前期１０億５４００万円の赤字）、純利益２億５０００万円（同１６億７００万円の赤字）の従来予想を据え置いている。

大庄の株価は１３時５分現在１５９４円（△２７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）