株価の反発に期待
※以前も推奨しましたが、株価は若干の調整を終え、反発が狙えると思いますので、今週も継続推奨します
銀行株の最大の注目点は純金利マージン(NIM) です。これが拡大する方向にあるかどうかだと思います。簡単に言いますと、景気拡大局面では金利が上がり、純金利マージン(NIM) が拡大します。そうすると銀行の収益力が上がり、それを見越した買いが入ります。
日本は異次元の金融緩和で金利が低いままですが、雇用統計など、経済指標の好調によって世界の体温計ともいうべき米国の長期金利が上昇基調となっており、それによってJPモルガン、ゴールドマンサックスなどの米国の銀行株が上昇しています。これに合わせて日本の銀行株も上昇していますが、米国の利上げが視野に入る中、この傾向は続く可能性があると思います。
そして、銀行株の中でもみずほFG(8411)に注目です。
みずほFGは3大メガバンクの一角。富士、第一勧業、日本興業が経営統合して誕生。2013年にみずほ銀行(個人、地方自治体、中小企業等向け)とみずほコーポレート銀行(大企業、金融法人等向け、国際業務等)が統合し、新生「みずほ銀行」に再編。傘下に銀行、リテール、証券、信託などを持ち、一体戦略を進めることで経営効率の改善と競争力の強化に取り組んでいます。
2015年3月期の業績は経常収益が8.6%増の3兆1802億2500万円、経常利益が2.3%増の1兆108億6700万円、当期純利益が11.1%減の6119億3500万円となりました。減益となったもの、年度計画5500億円を達成率111%で着地しました。
2016年通期予想は、経常利益が9800億円、当期純利益が6300億円の計画。連結での中期計画ではROE9%程度(その他有価証券評価差額金除くベース)、利益5500億円レベルとしています。
注目したいところでは、同社は経費削減に積極的で、中期計画でも50%台を目標に設定し、2015年3月期は59.0%、2016年3月期計画では50.0%を目指します。このようなコスト構造改革は利益押し上げ要因になるので、業績上振れに期待できます。
さらに新たな株主還元方針として、連結配当性向30%程度としているところも好印象です。
銀行株の最大の注目点は純金利マージン(NIM) です。これが拡大する方向にあるかどうかだと思います。簡単に言いますと、景気拡大局面では金利が上がり、純金利マージン(NIM) が拡大します。そうすると銀行の収益力が上がり、それを見越した買いが入ります。
日本は異次元の金融緩和で金利が低いままですが、雇用統計など、経済指標の好調によって世界の体温計ともいうべき米国の長期金利が上昇基調となっており、それによってJPモルガン、ゴールドマンサックスなどの米国の銀行株が上昇しています。これに合わせて日本の銀行株も上昇していますが、米国の利上げが視野に入る中、この傾向は続く可能性があると思います。
そして、銀行株の中でもみずほFG(8411)に注目です。
みずほFGは3大メガバンクの一角。富士、第一勧業、日本興業が経営統合して誕生。2013年にみずほ銀行(個人、地方自治体、中小企業等向け)とみずほコーポレート銀行(大企業、金融法人等向け、国際業務等)が統合し、新生「みずほ銀行」に再編。傘下に銀行、リテール、証券、信託などを持ち、一体戦略を進めることで経営効率の改善と競争力の強化に取り組んでいます。
2015年3月期の業績は経常収益が8.6%増の3兆1802億2500万円、経常利益が2.3%増の1兆108億6700万円、当期純利益が11.1%減の6119億3500万円となりました。減益となったもの、年度計画5500億円を達成率111%で着地しました。
2016年通期予想は、経常利益が9800億円、当期純利益が6300億円の計画。連結での中期計画ではROE9%程度(その他有価証券評価差額金除くベース)、利益5500億円レベルとしています。
注目したいところでは、同社は経費削減に積極的で、中期計画でも50%台を目標に設定し、2015年3月期は59.0%、2016年3月期計画では50.0%を目指します。このようなコスト構造改革は利益押し上げ要因になるので、業績上振れに期待できます。
さらに新たな株主還元方針として、連結配当性向30%程度としているところも好印象です。