保険、ノンバンクなど金融関連株が下げ幅拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/06 13:25
 東京海上ホールディングス<8766.T>が一時190円を超える下げとなるなど保険株の下げが目立ち、業種別で4%超の下落をみせ値下がり率1位に売られたほか、アコム<8572.T>ジャックス<8584.T>などノンバンクも売りを集めこれに続く展開。ギリシャのデフォルトに絡み、5日の国民投票に注目が集まっていたが、緊縮財政に対し反対派が多数を占めたことで欧州金融経済不安を背景としたリスク回避ムードが強い。「カギを握るのは大手銀行の動きだが、折悪しく金融庁が3日に、14年事務年度の年次報告書で金融モニタリングレポートを発表、株価下落時のダメージを考慮して3メガバンクの財務基盤のさらなる強化が必要との検査報告を発表したことが追い打ちとなっている」(国内中堅証券)と指摘され、金融関連株全般に売り圧力が波及している。

東京海上の株価は13時20分現在4964.5円(▼182.5円)
アコムの株価は13時20分現在478円(▼24円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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