堅調な業績拡大を評価
首都圏中心に新築戸建ての開発・販売やマンションの分譲事業を手掛ける製販一体の不動産会社。消費税率引き上げ以降も、仲介件数は20%以上で成長しています。
建築費やマンション用地仕入れコストは上昇傾向にありますが、同社は都心部を拠点とするためそのコストを価格転嫁しやすいところが同業他社と異なるところと言えます。
2015年9月期第1-2四半期までの業績は、売上高が42.9%増の785億8800万円、営業利益が13.2%増の85億5700万円、経常利益が15.0%増の81億3400万円、純利益が20.9%増の50億8400万円と増収増益となりました。
一方通期予想は、上方修正されました。上方修正後の通期業績予想は、売上高が56.0%増の1750億円、営業利益が45.5%増の200億円、経常利益が47.5%増の190億円、そして純利益が54.6%増の120億円と、増収増益の予想となっています。3期連続の最高益更新となります。同時に配当を50円から60円(株式分割後は30円)に上方修正。
配当性向を10%~20%を基準としている点も株主還元に前向きで評価できます。またROEが23.2%と高水準で、今後もROE20%、自己資本比率30%を基準とする計画です。
収益不動産に対する投資家の強い需要を背景に、不動産流動化業務の業績の一層の伸びが期待できます。
建築費やマンション用地仕入れコストは上昇傾向にありますが、同社は都心部を拠点とするためそのコストを価格転嫁しやすいところが同業他社と異なるところと言えます。
2015年9月期第1-2四半期までの業績は、売上高が42.9%増の785億8800万円、営業利益が13.2%増の85億5700万円、経常利益が15.0%増の81億3400万円、純利益が20.9%増の50億8400万円と増収増益となりました。
一方通期予想は、上方修正されました。上方修正後の通期業績予想は、売上高が56.0%増の1750億円、営業利益が45.5%増の200億円、経常利益が47.5%増の190億円、そして純利益が54.6%増の120億円と、増収増益の予想となっています。3期連続の最高益更新となります。同時に配当を50円から60円(株式分割後は30円)に上方修正。
配当性向を10%~20%を基準としている点も株主還元に前向きで評価できます。またROEが23.2%と高水準で、今後もROE20%、自己資本比率30%を基準とする計画です。
収益不動産に対する投資家の強い需要を背景に、不動産流動化業務の業績の一層の伸びが期待できます。