世界的なスマホ需要や自動車の電装化を背景に業績好調
テープなど、総合材料メーカーです。同社の中核技術は粘着技術や塗工技術で、エレクトロニクス、自動車関連、住宅建材、環境、ヘルスケア、と幅広い業界に展開しています。その殆どが中間材料ということもあることから「グローバルニッチトップ」という事業戦略を掲げ、液晶パネル用の偏光フィルムをはじめ20以上の製品で世界シェアトップを誇ります。
現在、利益の柱になっているのがオプトロニクス。情報機能材料では液晶テレビ用高額フィルムが4K・8Kテレビ立ち上げに伴うパネルサイズの大型化により堅調に推移。また、スマートフォンやタブレットPC用の光学フィルムも力強く業績を牽引。これらの結果として同セグメントの業績は売上が12.2%増の5092億8500万円、営業利益が54.3%増の844億5500万円となり、同社全体の業績を力強く牽引しています。
2015年3月期の業績は売上収益が12.2%増の8252億4300万円、営業利益が47.2%増の1067億3400万円、税引前利益が50.0%増の1059億4700万円、当期利益が49.5%増の780億2800万円と大幅増益となりました。
2016年の通期予想は、売上収益が5.4%増の8700億円、営業利益が12.4%増の1200億円、税引き前利益が13.3%増の1200億円、当期利益が13.7%増の887億の見通しです。配当については10円増の130円に増配とする方針です。
自動車のエレクトロニクス化による需要拡大に対応するため台湾に自動車ワイヤーハーネス結束用PVCテープ生産工場を増設するとのことで、これにより業容拡大が見込まれます。
世界的なスマートフォン需要や円安、原油安に支えられ、今後も堅調な業績推移が期待できると思います。
そして特筆すべきは、6月からスタートした肝硬変治療患者への投与試験です。現在、肝硬変の治療は対症療法が中心なので、承認されれば初の根本治療薬になるといいます。このあたりは注目しておくべきところです。
現在、利益の柱になっているのがオプトロニクス。情報機能材料では液晶テレビ用高額フィルムが4K・8Kテレビ立ち上げに伴うパネルサイズの大型化により堅調に推移。また、スマートフォンやタブレットPC用の光学フィルムも力強く業績を牽引。これらの結果として同セグメントの業績は売上が12.2%増の5092億8500万円、営業利益が54.3%増の844億5500万円となり、同社全体の業績を力強く牽引しています。
2015年3月期の業績は売上収益が12.2%増の8252億4300万円、営業利益が47.2%増の1067億3400万円、税引前利益が50.0%増の1059億4700万円、当期利益が49.5%増の780億2800万円と大幅増益となりました。
2016年の通期予想は、売上収益が5.4%増の8700億円、営業利益が12.4%増の1200億円、税引き前利益が13.3%増の1200億円、当期利益が13.7%増の887億の見通しです。配当については10円増の130円に増配とする方針です。
自動車のエレクトロニクス化による需要拡大に対応するため台湾に自動車ワイヤーハーネス結束用PVCテープ生産工場を増設するとのことで、これにより業容拡大が見込まれます。
世界的なスマートフォン需要や円安、原油安に支えられ、今後も堅調な業績推移が期待できると思います。
そして特筆すべきは、6月からスタートした肝硬変治療患者への投与試験です。現在、肝硬変の治療は対症療法が中心なので、承認されれば初の根本治療薬になるといいます。このあたりは注目しておくべきところです。