業績の堅調な拡大を期待
2輪で世界大手の企業です。9割が海外での売上なので円安が追い風となっています。
2015年12月期第1四半期の業績は、売上高が7.7%増の3861億6300万円、営業利益が58.0%増の348億5800万円、経常利益が57.4%増の361億1100万円、純利益が75.5%増の258億3900万円となりました。主力の二輪事業はアジア・中南米での販売が低調でしたが、欧米で好調だった結果、売上高が8.0%増、営業利益が164.2%増となり寄与しました。またマリン事業も好調で売上高が13.4%増、営業利益が52.1%と営業利益率は20%を上回る結果となりました。
2015年通期の業績予想は売上が11.8%増の1兆7000億円、営業利益が37.5%増の1200億円、経常利益が26.4%増の1230億円、純利益が11.0%増の760億円。配当性向20%を基準とし、年間配当予想は22円とする方針です。
ガソリン価格の下落に加え、米国の景気は堅調に推移しそうであり、欧州もユーロ安で回復基調となっていること、引き続き円安が、来期も引き続き堅調な業績が期待できそうです。為替レートは1米ドル=115円、1ユーロ=130円の前提なので、このままの為替水準が続けば上振れもあり得ると思います。
2015年の予想出荷台数は、日本・欧米の先進国市場は44万5000台、タイ、ベトナム、インドネシアのアセアン市場は38万台、インド市場では89万6000台となっており、経済成長を続けるインドでの販売増加を期待できます。
直近では4月27日にパキスタンに二輪製造拠点を稼働しました。初年度である2015年は3万台の生産を予定しており、2020年には年産30~40万台規模を目指します。パキスタン二輪市場は2020年には300万台を突破すると言われており、市場拡大の波に乗れる期待が持てます。
2015年12月期第1四半期の業績は、売上高が7.7%増の3861億6300万円、営業利益が58.0%増の348億5800万円、経常利益が57.4%増の361億1100万円、純利益が75.5%増の258億3900万円となりました。主力の二輪事業はアジア・中南米での販売が低調でしたが、欧米で好調だった結果、売上高が8.0%増、営業利益が164.2%増となり寄与しました。またマリン事業も好調で売上高が13.4%増、営業利益が52.1%と営業利益率は20%を上回る結果となりました。
2015年通期の業績予想は売上が11.8%増の1兆7000億円、営業利益が37.5%増の1200億円、経常利益が26.4%増の1230億円、純利益が11.0%増の760億円。配当性向20%を基準とし、年間配当予想は22円とする方針です。
ガソリン価格の下落に加え、米国の景気は堅調に推移しそうであり、欧州もユーロ安で回復基調となっていること、引き続き円安が、来期も引き続き堅調な業績が期待できそうです。為替レートは1米ドル=115円、1ユーロ=130円の前提なので、このままの為替水準が続けば上振れもあり得ると思います。
2015年の予想出荷台数は、日本・欧米の先進国市場は44万5000台、タイ、ベトナム、インドネシアのアセアン市場は38万台、インド市場では89万6000台となっており、経済成長を続けるインドでの販売増加を期待できます。
直近では4月27日にパキスタンに二輪製造拠点を稼働しました。初年度である2015年は3万台の生産を予定しており、2020年には年産30~40万台規模を目指します。パキスタン二輪市場は2020年には300万台を突破すると言われており、市場拡大の波に乗れる期待が持てます。