ドル円、頭が重い展開だが、GW明けの本邦勢の動きに注目?!

著者:遠藤寿保
投稿:2015/05/07 09:32

マーケットコンディション

昨日のドル円は、119.83円で始まると東京時間は、連休モードとなり119円後半で推移した。ロンドン時間に入ると、イタリアの強いPMIを切掛けにユーロドルが上昇し、ドル円は119円半ばで売り込まれた。買戻しの入る中、NY時間に入ると4月ADP全米雇用報告で非農業部門雇用者数が16.9万人と市場予想の20万人を大きく下回ると、売り方優勢。NYダウ平均や、CME日経平均先物の下落も伴い、119.21円まで売り込まれた。その後買い戻しも入るが、戻りは限定的となり119.45円でクローズをむかえた。

ドル円、頭が重い展開だが、GW明けの本邦勢の動きに注目?!

GWを前に120円を突破したドル円だったが、今週に入って3日連続の陰線となり、先週末のレベルに戻ってしまった。ADPが悪かったのは仕方ないとして、気になるのがユーロの動向である。最近、ぱっとしない米国経済指標に対し、全般的にユーロの経済指標がポジティブな発表となっていて、ユーロドルが反発気味である。ユーロドルの上昇がドル円の上昇のブレーキとなり、頭の重い展開である。
さて、GWが明け、本邦勢はどのように仕掛けてくるかに注目である。GW中は120円台回復から119円台前半を付けたが、結局は4月末の119.40円に戻ったレベルである。
スタンスに変更なく押目買いといきたい。

☆戦略

買い

ポイントレベル
124.12(2007年6月の高値124.12)
122.00(3/10の高値)
121.08(135.14-75.57の76.4%)
120.84(4/13の高値)
120.04(147.14-75.57の61.8%)
119.06(101.50-110.09-105.17の161.8%)
118.49(4/30の安値)
118.31(3/26の安値)
118.05(110.09-105.17の261.8%)
117.91(121.84-105.17の23.6.8%)
115.84(1/16の安値)
115.55(12/16の安値)
115.48(121.84-105.17の61. 8%)
115.46(11/17の安値)
113.83(11/10の安値)
113.76(101.50-110.09-105.17の100.0%)
113.41(11/6の安値)

注)本日の予想は5月7日9:30に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、
実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想