ＧＣＡが一時７％高、大和証券は「２」へ引き上げ Ｍ＆Ａ案件が増加傾向と

　ＧＣＡサヴィアン<2174.T>が高い。株価は一時、前日比９０円（７．０％）高の１３７９円まで買われた。大和証券は３０日、同社の投資判断を「３」から「２（強気）」に引き上げ、目標株価を１１３０円から１７００円に見直した。同社はＭ＆Ａ（合併・買収）のアドバイザリー（助言）業務を主力としている。同証券では、１５年１２月期の第１四半期（１~３月）は、国内と米国ともに案件の端境期だが、第２四半期（４~６月）に入り「クロージング案件が増加している模様」と指摘。案件数だけでなく、クロスボーダー案件が増加していることで、「案件単価・手数料率も上昇気味の印象」としている。
　同証券では１５年１２月期の連結営業利益を従来予想２６億円から２８億円（前期比２２％減）に増額しており、１６年１２月期は同３５億円を見込んでいる。
　
ＧＣＡの株価は１１時３０分現在１３３２円（△４３円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）