23日の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、金融株を中心とした主力銘柄への買い継続が見込まれるため、続伸の展開となり日経平均株価は2万円台を固める値運びとなりそうだ。10日の取引時間中に、一時2万円にタッチした後は、目先的な目標達成感から調整を強いられる結果となった。一方、きょう終値での2万円台回復は、騰落レシオ25日移動平均が97.27%(22日)にとどまっているなど、過熱感は限定的で売り圧迫要因は少ない。
22日の東京株式市場は、日銀による追加金融緩和への思惑が広がったことに加え、3月の貿易収支が2年9カ月ぶりに黒字転換したものの、円高が限定的だったこともプラスに作用した。あす以降決算発表が本格化する企業の業績改善期待などを手掛かりに、銀行、証券、保険など金融株を中心に不動産、建設などの主力銘柄に買いが集まった。日経平均株価終値は、前日比224円81銭高の2万133円90銭と大幅続伸し、終値では2000年4月14日以来15年ぶりに2万円台を回復した。
日程面では、3月のパソコン国内出荷実績、3月のセメント国内販売量に注目。海外では、米3月の新築住宅価格指数、中国4月のHSBC製造業PMI、韓国1~3月期のGDPが焦点となる。
22日の東京株式市場は、日銀による追加金融緩和への思惑が広がったことに加え、3月の貿易収支が2年9カ月ぶりに黒字転換したものの、円高が限定的だったこともプラスに作用した。あす以降決算発表が本格化する企業の業績改善期待などを手掛かりに、銀行、証券、保険など金融株を中心に不動産、建設などの主力銘柄に買いが集まった。日経平均株価終値は、前日比224円81銭高の2万133円90銭と大幅続伸し、終値では2000年4月14日以来15年ぶりに2万円台を回復した。
日程面では、3月のパソコン国内出荷実績、3月のセメント国内販売量に注目。海外では、米3月の新築住宅価格指数、中国4月のHSBC製造業PMI、韓国1~3月期のGDPが焦点となる。