明日の東京株式市場見通し
12日の東京株式市場は買い意欲が持続することが予想され、建設、不動産など内需セクターを牽引役として日経平均株価は続伸となりそうだ。
11日の東京株式市場は、10日の米株式市場でNYダウ平均株価が前日比332ドル安と今年最大の下げとなったことを嫌気して、売り先行でスタートした。ただ、大幅な下落とはならずに、まもなく下げ渋る動きが鮮明化し、売りが手控えられるなかジリ高歩調となり、日経平均株価は一時、170円を超える上昇幅となった。
市場関係者からは「前日のNYダウ急落にもかかわらず日経平均が前日比プラスで引けたことで、最近の“米株離れ”の傾向が一段と鮮明になった」との声があがっていた。前日のNYダウ大幅下落の要因は、主要通貨に対するドル高加速による米企業業績の先行き懸念にあることを考えると、中期で円安進行中の日本の株価が上昇するとの見立ても成り立つ。ただ、米国株の下落が続けば、世界的にリスク回避の動きが顕在化して、日本株にもマイナス影響を及ぼす可能性は高い。
11日の東京株式市場は、10日の米株式市場でNYダウ平均株価が前日比332ドル安と今年最大の下げとなったことを嫌気して、売り先行でスタートした。ただ、大幅な下落とはならずに、まもなく下げ渋る動きが鮮明化し、売りが手控えられるなかジリ高歩調となり、日経平均株価は一時、170円を超える上昇幅となった。
市場関係者からは「前日のNYダウ急落にもかかわらず日経平均が前日比プラスで引けたことで、最近の“米株離れ”の傾向が一段と鮮明になった」との声があがっていた。前日のNYダウ大幅下落の要因は、主要通貨に対するドル高加速による米企業業績の先行き懸念にあることを考えると、中期で円安進行中の日本の株価が上昇するとの見立ても成り立つ。ただ、米国株の下落が続けば、世界的にリスク回避の動きが顕在化して、日本株にもマイナス影響を及ぼす可能性は高い。