<話題の焦点>=テーマパークは絶好調、インバウンド+春休み接近で注目

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/10 12:08
 テーマパークが好調だ。経済産業省が2月17日発表した特定サービス産業動態統計によると、2014年のテーマパークの市場規模は6065億円と初の6000億円の大台を突破した。調査対象の追加などを行った06年の約4220億円に比較すると1.5倍を超える伸びをみせている。

 テーマパークといえば、ディズニーランドを擁するオリエンタルランド<4661.T>とUSJの東西両巨頭が浮かぶが、日本列島を見渡せば魅力ある人気の施設がまだまだある。インバウンド消費の追い風も受けるなか、春休みを控え、テーマパーク・遊園地関連を探った。

 株式市場では、OLCを筆頭にピューロランドのサンリオ<8136.T>、長崎ハウステンボスのエイチ・アイ・エス<9603.T>などが関連銘柄の定番だ。しかし視野を広げてみると、ほかにも銘柄が見えてくる。

 例えば、京阪電気鉄道<9045.T>のグループ企業が運営する大阪を代表する遊園地、通称“ひらパー”こと「ひらかたパーク」は、さすがにUSJの対抗馬というわけにはならないが、独自の魅力で存在感を示している。

 また、浅草の老舗遊園地・花やしきを傘下に置くバンダイナムコホールディングス<7832.T>、志摩スペイン村の近畿日本鉄道<9041.T>、東京ドームシティで訪日客にも人気の東京ドーム<9681.T>も注目。変わり種では、京都の東映太秦映画村を運営する東映<9605.T>も面白そうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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