洋ゴムが続伸、機関投資家とみられる買いで動き一変

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/09 13:21
 東洋ゴム工業<5105.T>への買いがにわかに厚くなっている。株価は2月27日の2729円を目先の戻り高値に利益確定売りに押されていたが、機関投資家とみられる買いに前週末から動きが一変。きょうは27日の高値クリア目前で、ここを払拭すれば1月20日につけた昨年来高値2777円が視界に入る。
 利益率の高いタイヤの拡販を進めた効果が前14年12月期の業績に反映され、タイヤ事業の営業利益率が業界トップのブリヂストン<5108.T>を上回り、一部市場関係者の注目を誘った。今12月期は大型タイヤの販売好調な北米で、現地工場の新設ラインの稼働に伴い収益成長が上乗せされる可能性がある。会社側が計画する営業利益490億円(前期比3.1%増)は増額余地が意識されている。

洋ゴムの株価は13時18分現在2722円(△51円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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