明日の東京株式市場見通し
4日の東京株式市場は再び上値を指向する展開となりそうだ。目先、日経平均は騰落レシオや25日移動平均線とのカイ離などから依然として過熱警戒領域にあるが、個別銘柄に対する物色意欲は根強く、“押さば買い”の投資家心理が全体相場に反映される公算が大きい。
今の東京市場をひとことで言い表すなら「売りの手が引っ込む」相場。外国人の売りが枯れ、唯一の売り主体である個人もキャッシュポジションが高まり買い直しを促される展開。下値では日銀のETF買いやGPIFの買いがセーフティネットの役割を果たすとの思惑が強い。しかし、実際はその機能を発揮するまでもなく、買わざるリスクに背中を押され、内外の機関投資家が飛びついている構図だ。
こういう時は得てして危うさも内包するが、現状は世界的な過剰流動性がベースにあり、売り方が暗躍する余地が少ない。目先は主力株に買い疲れ感が垣間見えるものの循環物色が利いており、日経平均1万9000円をメルクマールに上値追いの勢いはしばらく維持される可能性が高そうだ。
今の東京市場をひとことで言い表すなら「売りの手が引っ込む」相場。外国人の売りが枯れ、唯一の売り主体である個人もキャッシュポジションが高まり買い直しを促される展開。下値では日銀のETF買いやGPIFの買いがセーフティネットの役割を果たすとの思惑が強い。しかし、実際はその機能を発揮するまでもなく、買わざるリスクに背中を押され、内外の機関投資家が飛びついている構図だ。
こういう時は得てして危うさも内包するが、現状は世界的な過剰流動性がベースにあり、売り方が暗躍する余地が少ない。目先は主力株に買い疲れ感が垣間見えるものの循環物色が利いており、日経平均1万9000円をメルクマールに上値追いの勢いはしばらく維持される可能性が高そうだ。