明日の東京株式市場見通し
27日の東京株式市場は、2月半ば以降の急ピッチな上昇への警戒感に加え、週末を控えてのポジション調整の利益確定売りも想定されることから、日経平均株価は一服商状となりそうだ。ただ、良好な循環物色に裏付けられた先高期待感は根強いことから中期的な上昇トレンドは堅持されそうだ。
市場関係者からは「上昇が加速しはじめた18日以降、日経平均株価は26日まで終値ベースで798円高と800円近い大幅な上昇をみせている。市場に極端な過熱感はないとの見方は多いものの、さすがに一呼吸入れたいタイミング」としている。
あす、寄り付き前に発表される1月の鉱工業生産指数速報値・消費者物価指数の内容は株価に少なからず影響を与えることになりそうだ。ただ、国家公務員の年金資産を運用する国家公務員共済組合連合会が25日、資産構成の目安を見直して、国内株式の比率を3倍以上に増やすと発表するなど、需給面の買い支援材料が豊富なことが中期的な買い安心感を与えている。26日の東京株式市場は、後場に入って株価指数先物主導で買い優勢となり、日経平均株価終値は、前日比200円59銭高の1万8785円79銭と大幅反発となった。
市場関係者からは「上昇が加速しはじめた18日以降、日経平均株価は26日まで終値ベースで798円高と800円近い大幅な上昇をみせている。市場に極端な過熱感はないとの見方は多いものの、さすがに一呼吸入れたいタイミング」としている。
あす、寄り付き前に発表される1月の鉱工業生産指数速報値・消費者物価指数の内容は株価に少なからず影響を与えることになりそうだ。ただ、国家公務員の年金資産を運用する国家公務員共済組合連合会が25日、資産構成の目安を見直して、国内株式の比率を3倍以上に増やすと発表するなど、需給面の買い支援材料が豊富なことが中期的な買い安心感を与えている。26日の東京株式市場は、後場に入って株価指数先物主導で買い優勢となり、日経平均株価終値は、前日比200円59銭高の1万8785円79銭と大幅反発となった。