沢井薬が上場来高値更新、ジェネリック使用促進政策の追い風背に青空圏舞う

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/24 12:55
 沢井製薬<4555.T>が買われ19日の高値7820円を上回り、株式分割考慮で実質上場来高値圏に歩を進めている。高齢化社会の進展は医療費の上昇をもたらし、国庫への負担も大きくなる。これがジェネリック医薬品の使用促進政策を後押ししており、同社などジェネリック医薬品メーカーにとって収益機会の拡大につながっている。また、ジェネリック業界は先行する上位企業に優位性が大きく、リーディング企業である同社の中期成長力を一段と高めている。100株単位とはいえ、値がさ株で個人投資家の短期トレードの対象とはなりづらく信用取組は売り買いとも枯れた状態。需給関係の良さも株高の背景だ。業績は15年3月期の営業利益が210億円と前期比2ケタ伸長を見込んでいるが、複数の証券系調査機関から上振れ余地が指摘されている。

沢井薬の株価は12時51分現在7810円(△50円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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