明日の東京株式市場見通し
13日の東京株式市場は、きょうの大幅反発に対する利益確定や、週末を控えてのポジション調整の動きが当然想定される。ただ、外国為替市場での円安進行を背景とした買いのエネルギーが継続することが予想され、日経平均株価は続伸することになりそうだ。ただ、ギリシャ債務問題やウクライナ情勢は予断を許さない状態が続いており、こうした外部要因の行方しだいでは、波乱相場となる可能性もある。
12日の東京株式市場は、外国為替市場での円安進行などを背景に買い気が強まり、後場に入って日経平均株価が一時、1万8000円台を回復する場面もあった。終値は、前営業日比327円高の1万7979円と急反発した。終値ベースでは、2007年7月24日以来、約7年7カ月ぶりの高値水準となった。東証1部の売買代金は3兆1600億円と3兆円を上回り、SQ算出日を除くと昨年11月12日以来3カ月ぶりの高水準。
市場関係者からは「売買代金を伴って1万8000円にタッチしたことは、ボックス相場上放れの兆しとして素直に評価したい。ただ、この水準から上に大きく買い上がる有力材料が見当たらないのも事実。政策面での何らかの後押しが欲しいところ」との声も出ていた。
12日の東京株式市場は、外国為替市場での円安進行などを背景に買い気が強まり、後場に入って日経平均株価が一時、1万8000円台を回復する場面もあった。終値は、前営業日比327円高の1万7979円と急反発した。終値ベースでは、2007年7月24日以来、約7年7カ月ぶりの高値水準となった。東証1部の売買代金は3兆1600億円と3兆円を上回り、SQ算出日を除くと昨年11月12日以来3カ月ぶりの高水準。
市場関係者からは「売買代金を伴って1万8000円にタッチしたことは、ボックス相場上放れの兆しとして素直に評価したい。ただ、この水準から上に大きく買い上がる有力材料が見当たらないのも事実。政策面での何らかの後押しが欲しいところ」との声も出ていた。