フジオフード、三光MF、吉野家など
いまや外食産業の一大勢力となったセルフうどん。カウンターでうどんを注文し、お盆をカウンターに沿って移動させながら、トッピングを自分で選び、前払いで会計を済ませるこの業態は、讃岐うどんの本場である讃岐地方ではよく見られる光景だったが、現在は全国でも見られるようになった。
このようなセルフうどんが全国に広がるきっかけとなったのは、2000年に香川県で開業したはなまるうどんがフランチャイズ事業を始めたのがきっかけ。1杯100円から食べられるインパクトに加えて、天ぷらなどのトッピングやいなり寿司をセルフで取る新鮮さが評判を呼び一大ブームを巻き起こした。しかし、00年代後半に入りトリドール<3397>が「丸亀製麺」で攻勢をかけ、09年に店舗数ではなまるを上回ると、その後、業界トップに躍り出た。
だが、ここにきてその丸亀の勢いが減速しつつある。あまりに出店を急いだために店長などの人材育成が追いつかず、一方で自社同士の売り上げの食い合いが起こっているのが現状。また、円安で小麦などの原価が高くなっていることも、マイナスに影響する。
最大手の勢いが落ちた時に他社が勢いを増すのは外食産業の常で、他のチェーンの攻勢が強まるだろう。
◆主なセルフうどん関連銘柄
銘柄(コード) セルフうどん店展開
フジオフード<2752> 東京・大阪を中心に「つるまる」ブランドで50店舗を展開
三光MF<2762> 「楽釜製麺所」を都内中心に神奈川、埼玉、大阪に10店舗展開
ライフフーズ<3065> 東海・北陸や近畿地区を中心に「讃岐製麺」21店舗を展開
トリドール<3397> 「丸亀製麺」を国内780店展開するセルフうどん業界トップ
ゼンショーHD<7550> 子会社が「瀬戸うどん」「たもん庵」「久兵衛屋」などを展開
フレンドリー<8209> 「香の川製麺」ブランドで関西を中心に14店舗を展開
グルメ杵屋<9850> 「麦まる」ブランドで東京・関東を中心に全国23店舗を展開
吉野家HD<9861> 業界2位の「はなまるうどん」を国内347店に展開
サガミチェーン<9900> 「どんどん庵」38店舗、「製麺大学」4店舗などを展開
このようなセルフうどんが全国に広がるきっかけとなったのは、2000年に香川県で開業したはなまるうどんがフランチャイズ事業を始めたのがきっかけ。1杯100円から食べられるインパクトに加えて、天ぷらなどのトッピングやいなり寿司をセルフで取る新鮮さが評判を呼び一大ブームを巻き起こした。しかし、00年代後半に入りトリドール<3397>が「丸亀製麺」で攻勢をかけ、09年に店舗数ではなまるを上回ると、その後、業界トップに躍り出た。
だが、ここにきてその丸亀の勢いが減速しつつある。あまりに出店を急いだために店長などの人材育成が追いつかず、一方で自社同士の売り上げの食い合いが起こっているのが現状。また、円安で小麦などの原価が高くなっていることも、マイナスに影響する。
最大手の勢いが落ちた時に他社が勢いを増すのは外食産業の常で、他のチェーンの攻勢が強まるだろう。
◆主なセルフうどん関連銘柄
銘柄(コード) セルフうどん店展開
フジオフード<2752> 東京・大阪を中心に「つるまる」ブランドで50店舗を展開
三光MF<2762> 「楽釜製麺所」を都内中心に神奈川、埼玉、大阪に10店舗展開
ライフフーズ<3065> 東海・北陸や近畿地区を中心に「讃岐製麺」21店舗を展開
トリドール<3397> 「丸亀製麺」を国内780店展開するセルフうどん業界トップ
ゼンショーHD<7550> 子会社が「瀬戸うどん」「たもん庵」「久兵衛屋」などを展開
フレンドリー<8209> 「香の川製麺」ブランドで関西を中心に14店舗を展開
グルメ杵屋<9850> 「麦まる」ブランドで東京・関東を中心に全国23店舗を展開
吉野家HD<9861> 業界2位の「はなまるうどん」を国内347店に展開
サガミチェーン<9900> 「どんどん庵」38店舗、「製麺大学」4店舗などを展開