株式市場の“無くて七癖”

著者:比嘉洋
投稿:2015/02/10 21:27

日経平均のクセ

昨年10月からの<a href='/stock/100000018'>日経平均</a>の推移
まずは右側のチャートをご覧ください。

何かお気づきになりましたでしょうか?そう、月の前半と後半とで相場の流れが変わっているのです。月の前半が安く後半が高いのは、運用評価を良く見せるために月末にかけて買い注文を入れるからだとされています。株と為替の値動きは相関性が高いとされています。つまり、この日経平均のクセを利用して月前半は「押し目買い」、月後半、株価が上昇したところで「利食い」と言う戦略を利用してみるのは一考ではないでしょうか?!

NYダウの場合

次に、これまでもお伝えをしていますが、NYダウの動きについて触れておきます。

ご覧の通り、NYダウは18日移動平均線±3%のバンドでの推移が続いています。もちろん、永遠にこの動きが続くというわけではありませんが、事前に相場のクセを知っておけば、慌てることなく冷静な判断(下値はどこまで、上値メドはいくらといった数値を弾き出せます)が出来るというわけです。
比嘉洋
マネースクエア シニアコンサルタント
配信元: 達人の予想