アクモスが急反落、一部不採算案件の損失膨らみ15年6月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/04 12:39
 アクモス<6888.T>が急反落し、前場では一時、前日比27円(13.0%)安の181円まで売られる場面があった。3日の取引終了後に、15年6月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の40億円(前期比11.8%増)を据え置いたものの、営業損益を同1億円の黒字から3500万円の赤字(前期2000万円の黒字)へ、最終損益を同6000万円の黒字から1億円の赤字(同900万円の赤字)へ下方修正したことを嫌気した売りが続出している。消防通信指令システム開発における不採算案件の損失が当初見通し以上に増加したことが要因。また、上期に繰延税金資産の一部の取り崩しを行ったことなども響いた。
 なお、同時に発表した第2四半期累計(7~12月)決算は、売上高14億6600万円(前年同期比0.9%増)、営業損益1億4500万円の赤字(前年同期1億300万円の赤字)、最終損益1億7200万円の赤字(同9800万円の赤字)だった。

アクモスの株価は12時32分現在188円(▼20円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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