メックが15年3月期業績予想を上方修正、スマホやタブレット向け薬品好調

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/30 15:37
 メック<4971.T>がこの日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の88億円から89億円(前期比11.2%増)へ、営業利益を同17億5000万円から19億円(同33.6%増)へ、純利益を同11億円から12億円(同29.7%増)へ上方修正した。主力の超粗化剤CZシリーズがスマートフォンやタブレット、サーバー向けなどに好調だったことや、配線パターン作成薬品のEXEシリーズが液晶テレビ用のドライバ搭載基板向けに好調に推移したことなどが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来6円を予定していた期末配当を8円に増額し、年間配当を14円(従来予定12円、前期10円)にするとあわせて発表した。
 同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高68億2500万円(前年同期比13.5%増)、営業利益15億5100万円(同25.2%増)、最終利益10億8900万円(同16.8%増)だった。
 さらに同社では、16年10月の完成予定で兵庫県尼崎市の社有地に製造・研究開発・営業・管理部門などを集約した新事業所を建設すると発表した。着工は今年10月の予定で、投資額は約40億円を予定している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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