大成建設など建設関連株が軒並み高、総選挙後の補正予算策定を視野

　大成建設<1801.T>など建設株が軒並み高。大成建設は一時、前日比２４円（３．８％）高の６４８円と年初来高値を更新。清水建設<1803.T>や鹿島<1812.T>も値を飛ばし、ＮＩＰＰＯ<1881.T>や前田道路<1883.T>など道路株も買われている。１４日の総選挙を経て、景気対策が打たれるとの観測が出ており、建設や道路株への先回り買いが流入している。市場には、総選挙後に３兆円前後の補正予算が策定されるとの見方が浮上。「建設株には一服感が出ていたほか、海外市場が荒れるなか内需株へのシフトの動きもある」（投資顧問）といい、建設関連株に物色のホコ先が向かっているようだ。

大成建の株価は１３時６分現在６４６円（△２２円）
清水建の株価は１３時６分現在８０９円（△２６円）
鹿島の株価は１３時６分現在４８１円（△１７円）
ＮＩＰＰＯの株価は１３時６分現在２０３８円（△９７円）
前田道の株価は１３時６分現在１７６３円（△３６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）