<動意株・11日>(前引け)=シーシーエス、トミタ電機、シュッピン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/11 12:25
 シーシーエス<6669.T>=ストップ高。10日の取引終了後、第1四半期(8~10月)連結決算を発表しており、売上高16億4100万円(前年同期比35.5%増)、営業利益2億200万円(同2.9倍)、純利益1億7700万円(同4.5倍)と大幅増益となったことを好感した買いが殺到している。国内・海外の電子部品・半導体業界や自動車業界、3品(食品・医薬品・化粧品)業界の堅調な設備投資を背景に、主力の工業用LED照明が好調に推移したことに加えて、前期に中国広東省に設立した合弁会社も寄与した。

 トミタ電機<6898.T>=続急騰。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2~10月)の連結決算で売上高13億3900万円(前年同期比22.5%増)、営業損益5600万円の黒字(前年同期4600万円の赤字)、純利益1億1100万円(同3.0倍)となり、損益が好転したことが好感されている。コイル・トランス販売は伸び悩んだが、フェライトコア販売は車載や産業機器、通信関連機器向けを中心に国内外で順調に推移し、売上高・営業利益を押し上げた。また、円安による為替差益の発生や投資有価証券売却益の計上もあり、最終利益は大幅増益となった。

 シュッピン<3179.T>=大幅高。同社は中古品のネット販売および店頭販売を手掛けており、訪日外国人観光客の増加に伴い免税販売が好調、収益を押し上げている。9日に発表された11月度の月次売上高は17億1500万円と前年同月比34.7%増と好調を堅持、このうち、EC売上高は同23.9%増と引き続き高い伸びをキープしている。リアル店舗を4店持っているが、新規出店を計画しておらず、固定費の増加などコスト面でのリスクに乏しい点も強みとみられている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,095.0
(06/26)
-95.0
(-2.26%)
2,099.0
(11/07)
+32.0
(+1.54%)
1,064.0
(11/07)
-5.0
(-0.46%)