あす(11日)の株式相場見通し=大幅安の後遺症で続落、中期上昇トレンドは継続

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/10 18:30
 あす(11日)の東京株式市場は、きょうの大幅下落の後遺症も予想されることから、売り物が出やすい地合いとなりそうだ。また、外国為替市場での円相場が短時間に大幅な変動をみせる波乱展開が続いていることから、日経平均株価もそれに振り回され、乱高下する可能性もある。
 10日の東京株式市場は後場一段安。日経平均株価終値は、前日比400円安の1万7412円と大幅続落し、約2週間ぶりの安値水準となった。今週末の株価指数先物・オプション12月物のSQ(特別清算値)算出を控え、外国為替動向にリンクさせた先物主導の売り仕掛けの動きが下落を加速させた面もある。
 市場関係者からは「11月末からほぼ一本調子で短期間に急上昇してきたことに対する当然のスピード調整。しばらくは、円相場の動きと連動して波乱も想定されるが、株式需給などの点から判断して中期上昇トレンドは継続することになる」との見方が出ていた。
 日程面では、ビーロット<3452.T>GMO TECH<6026.T>弁護士ドットコム<6027.T>スノーピーク<7816.T>の4社が東証マザーズ市場に新規上場する。このほか、10月のマネタリーサーベイ、10月の機械受注、10月の第3次産業活動指数、11月のオフィスビル市況、11月の投資信託概況に注目。海外では、11月の米小売売上高が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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