アンジェスは堅調、薬剤塗布型ＰＴＡバルーンカテーテルの非臨床試験成績の医学雑誌掲載を発表

　アンジェス　ＭＧ＜4563.T＞は堅調。一時、前日比１３円高の３３９円まで買われている。
　同社は２０日の取引終了後、メディキット＜7749.T＞、ホソカワミクロン＜6277.T＞との共同研究開発プロジェクトのＮＦ－κＢデコイオリゴ塗布型ＰＴＡバルーンカテーテルの動物試験成績に関する論文が、循環器領域の医学誌「Ｃｉｒｃｕｌａｔｉｏｎ：　Ｃａｒｄｉｏｖａｓｃｕｌａｒ　Ｉｎｔｅｒｖｅｎｔｉｏｎｓ」に掲載されたと発表した。
　同研究成果は、新エネルギー・産業技術総合機構の０７年度橋渡し促進技術開発の委託事業および０９年度第２回イノベーション実用化助成事業の助成対象として採択されたプロジェクトの成果で、大阪大学大学院医学系研究科において実施された。ＮＦ－κＢデコイオリゴ塗布型ＰＴＡバルーンカテーテルの有効性を再狭窄動物モデルで確認したもので、ＮＦ－κＢデコイが再狭窄の原因となる新生内膜の増殖を抑制し、再狭窄予防に有効であることが示されたとしている。

アンジェスの株価は１０時２２分現在３３３円（△７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）