<私の相場観>=三木証券・商品副本部長 高橋 春樹氏
日銀の追加金融緩和や、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の日本株の運用比率拡大方針決定を背景に、外国人投資家が株価指数先物主導で買い気を強め、株価上昇を牽引している。
現状の長期金利を0.48%、東証1部全銘柄の今期予想の株式益利回りを5.8%とすると、イールドレシオは、0.08倍。一方、米長期金利を2.3%、S&P500指数の株式益利回りを6%とすると、イールドレシオは0.38倍で、日本株の割安は顕著。この割安さを手掛かりに、外国人投資家による日本株買いは継続しそうだ。
また、ドルベースの日経平均株価は、円安・ドル高進行でも、先週末に150ドル台を回復した。年初来高値の154ドルを超えると新たな上昇局面入りが予想される。
個別銘柄では、高ROE(株主資本利益率)でキャッシュリッチな銘柄に注目。例えば中堅医薬品会社のキッセイ薬品工業<4547.T>や、半導体レジストなど機能材料で世界トップクラスの東京応化工業<4186.T>などが対象。また、内需系の主力株で異彩の強さを見せるJR東海<9022.T>も見逃せない。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
現状の長期金利を0.48%、東証1部全銘柄の今期予想の株式益利回りを5.8%とすると、イールドレシオは、0.08倍。一方、米長期金利を2.3%、S&P500指数の株式益利回りを6%とすると、イールドレシオは0.38倍で、日本株の割安は顕著。この割安さを手掛かりに、外国人投資家による日本株買いは継続しそうだ。
また、ドルベースの日経平均株価は、円安・ドル高進行でも、先週末に150ドル台を回復した。年初来高値の154ドルを超えると新たな上昇局面入りが予想される。
個別銘柄では、高ROE(株主資本利益率)でキャッシュリッチな銘柄に注目。例えば中堅医薬品会社のキッセイ薬品工業<4547.T>や、半導体レジストなど機能材料で世界トップクラスの東京応化工業<4186.T>などが対象。また、内需系の主力株で異彩の強さを見せるJR東海<9022.T>も見逃せない。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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