マーケットコンディション 昨日のドル円は、115.47円で始まると東京時間は、買われる展開となり115.87円の高値を付けた。欧州時間になると米10年債利回りの低下や日経平均先物が軟調に推移した事を受け頭の重い展開となった。NY時間、米新規失業保険申請件数が29.0万件と市場予想の28.0万件と比べて弱い数字となると115.31円まで売り込まれた。しかし、115円前半では買い意欲も強く買い戻され、115.74円でクローズをむかえた。
ドル円、底堅い、上抜けは時間の問題か! 115円が底堅いのは、理解できるが116円が重いのは、不可解な点である。オプション等の防戦売りが控えているのか。だとしたら、期限の問題で防戦売りは終了するはずである。116円を上抜けた段階で、勇気をもって買えるかがポイントになる。116円を突破すると118円(07年6月の高値+118.05(110.09-105.17の261.8%返し)くらいまでは、真空地帯となる。大荒れのトレンド相場には、広めのストップで流れに乗っていきたい。ストップ目安は、11/10の安値113.83円で、101.50円-110.09円-105.17円で上昇と仮定した場合のフィボナッチエクスパンション100.0%返し113.76円レベルとなる。
☆戦略 買ポイントレベル120.04(147.14-75.57の61.8%)119.06(101.50-110.09-105.17の161.8%返し)118.05(110.09-105.17の261.8%返し)115.57(11/7の高値)113.83(11/10の安値)113.76(101.50-110.09-105.17の100.0%返し)113.41(11/6の安値)注)本日の予想は11月14日9:35に寄稿したものです。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。