ドル円は下値固めの動き・・・・
先週金曜日に発表された米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を若干下回ったものの、前月や前々月の数字は上方修正されていた他、失業率は予想を下回る良い数字でした。しかも、労働参加率が小幅に上がっての失業率低下ですから、質的にも改善した事が示されていました。
それでも、先週木曜日まで、ドル全面高の状況が続いていて、ドル指数が2010年6月以来の高値を付けていた事から、雇用統計発表後はドルを売る動きが次第に優勢となり、ドル円は114円台前半まで下落。今日の東京市場では、日経平均株価の反落も手伝って、一時、114円の大台を割り込む動きも見られました。
今週は、米国の経済指標発表が少ない他、明日がベテランズ・デー(退役軍人の日)の祝日で、米国債市場等が休場となっており、米国では、先週末から4連休となる参加者もそれなりに多い様です。この為、先週の金曜日以降、いつも以上に利益確定の売りが強まり、ドルが想定された以上に売られた可能性もあります。
又、雇用統計発表後、米国債利回りが急低下した為、米利上げ観測が相対的に弱まってしまい、これもドルを売る動きにつながっています。唯、今週は本日の3年国債入札を皮切りに、10年国債(12日)、30年国債(13日)と国債入札も続く事から、利回りの低下傾向がストップする可能性も考えられ、今日明日のドル円は下値固めの展開となるのではないかと思われます。
それでも、先週木曜日まで、ドル全面高の状況が続いていて、ドル指数が2010年6月以来の高値を付けていた事から、雇用統計発表後はドルを売る動きが次第に優勢となり、ドル円は114円台前半まで下落。今日の東京市場では、日経平均株価の反落も手伝って、一時、114円の大台を割り込む動きも見られました。
今週は、米国の経済指標発表が少ない他、明日がベテランズ・デー(退役軍人の日)の祝日で、米国債市場等が休場となっており、米国では、先週末から4連休となる参加者もそれなりに多い様です。この為、先週の金曜日以降、いつも以上に利益確定の売りが強まり、ドルが想定された以上に売られた可能性もあります。
又、雇用統計発表後、米国債利回りが急低下した為、米利上げ観測が相対的に弱まってしまい、これもドルを売る動きにつながっています。唯、今週は本日の3年国債入札を皮切りに、10年国債(12日)、30年国債(13日)と国債入札も続く事から、利回りの低下傾向がストップする可能性も考えられ、今日明日のドル円は下値固めの展開となるのではないかと思われます。