＜チャートの視点＞＝日成ビルド、約２カ月ぶりに７５日線に対するプラスカイ離回復

　日成ビルド工業<1916.T>はきょう一時、前週末比１８円高の２８９円まで上昇。ザラ場では８月２８日以来、約２カ月ぶりに７５日移動平均線（２４日時点：２８２円）に対するプラスカイ離を回復した。７月３０日に年初来高値３１９円をつけたあとは調整局面が続いたものの、１０月１４日安値２５３円を底に戻り歩調に転換。足もとでは５日移動平均線（同：２６６円）と２５日移動平均線（同：２６９円）とのゴールデン・クロスが目前に迫っているほか、一目均衡表では雲（先行スパン１と先行スパン２で囲まれた範囲）の上限（２４日時点：２９３円）に迫っている。
　なお、同社は１１月１０日に１５年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結決算を発表する予定（東証ＨＰより）。第１四半期を発表した８月１１日時点では、売上高１９０億円（前年同期比１．３％減）、営業利益１０億円（同８．７％増）を見込んでいる。

日成ビルドの株価は１３時５４分現在２８０円（△９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）