ソフトバンクが大商いで急伸、全体好地合いの象徴に

　ソフトバンク<9984.T>が東証１部断トツの売買代金をこなし大幅高となっている。前週末の欧米株市場が軒並み大きく切り返しており、米国でも好調な経済指標発表を好感するかたちでＮＹダウが７日ぶりに急反発、東京市場でも前週のリスクオフの流れの巻き戻しから全面高に買われている。同社は主力株の代表格で日経平均寄与度の高い値がさ株ということもあって、先物主導の裁定買いが株価に浮揚力を与えている。ファンダメンタルズ面でも、アリババ上場に伴う含み益に対する見直し機運や、インドの通販大手スナップディールに約７００億円を出資し筆頭株主となるなど、引き続き積極的なＭ＆Ａ戦略が株価の刺激材料となっている。

ソフトバンクの株価は１２時４９分現在７１９２円（△３６４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）