ただしテクニカル面は底入れ示唆
来週の東京株式市場は引き続き海外要因に振り回される波乱展開が予想される。日経平均株価の想定レンジは、1万4200~1万4800円とする。欧州に端を発した経済減速傾向が、米国にも悪影響を与えるという懸念が増幅し、世界の主要市場で売りが売りを呼ぶ展開が続いている。
17日の東京株式市場では、大手自動車やメガバンクなど「TOPIXコア30」採用の主力大型株にまとまった売りが出たことから、海外機関投資家が持ち高を解消する動きに出たとの見方が聞かれた。
一方で東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が69.4%と売られ過ぎの目安とされる70%を割り込むなど、テクニカル面では底入れの接近を示唆している。ただ、少なくとも来週前半は、持ち高解消の圧力が押し目買いを上回ることになりそうだ。
17日の東京株式市場では、大手自動車やメガバンクなど「TOPIXコア30」採用の主力大型株にまとまった売りが出たことから、海外機関投資家が持ち高を解消する動きに出たとの見方が聞かれた。
一方で東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が69.4%と売られ過ぎの目安とされる70%を割り込むなど、テクニカル面では底入れの接近を示唆している。ただ、少なくとも来週前半は、持ち高解消の圧力が押し目買いを上回ることになりそうだ。