15日の株式市場見通し
15日の東京株式市場は目先突っ込み警戒感が働き、いったんリバウンドに転じそうだ。
日経平均株価はきょうまでで5日続落となり、心理的フシ目となる1万5000円の大台を割り込んだ。この間の下げ幅は954円、率にして6%に達している。25日移動平均線との下方カイ離も約6%に達し、東証1部の騰落レシオは売られ過ぎとされる80%を下回った。外部環境は予断を許さないが、相場の自律神経が壊れていないことを前提に、遅かれ早かれこの修復に動く公算が大きい。
東京市場の先高期待を支えていた米株高と円安という2つの上昇エンジンが“故障”をきたしているものの、株価形成のベースとなるのは、あくまで企業業績だ。円高修正が一服したとはいえ、依然として企業の想定レートよりは大幅な円安水準にある。上期実績が好調で通期増額期待が根強い銘柄も多いなか、実態面では、見直される要素を多分に含んでいる。ただ相場のトレンド自体は変化している可能性も否定できず、これについては、今後の米国株の動きに委ねられる部分が大きい。
日経平均株価はきょうまでで5日続落となり、心理的フシ目となる1万5000円の大台を割り込んだ。この間の下げ幅は954円、率にして6%に達している。25日移動平均線との下方カイ離も約6%に達し、東証1部の騰落レシオは売られ過ぎとされる80%を下回った。外部環境は予断を許さないが、相場の自律神経が壊れていないことを前提に、遅かれ早かれこの修復に動く公算が大きい。
東京市場の先高期待を支えていた米株高と円安という2つの上昇エンジンが“故障”をきたしているものの、株価形成のベースとなるのは、あくまで企業業績だ。円高修正が一服したとはいえ、依然として企業の想定レートよりは大幅な円安水準にある。上期実績が好調で通期増額期待が根強い銘柄も多いなか、実態面では、見直される要素を多分に含んでいる。ただ相場のトレンド自体は変化している可能性も否定できず、これについては、今後の米国株の動きに委ねられる部分が大きい。