日水薬は続落、15年3月期営業利益を前期比22.6%減の22億円に下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/10 09:54
 日水製薬<4550.T>は続落。一時、前日比47円安の1201円まで売られている。同社は9日取引終了後、15年3月期通期の単独業績予想の修正を発表した。売上高は従来予想の135億円から122億円(前期比7.2%減)、営業利益は29億円から22億円(同22.6%減)に減額した。なお、経常利益と最終利益については、それぞれ37億円、24億円の従来予想から変更なし。
 臨床診断薬事業および産業検査薬事業では消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動はあったものの、おおむね計画通り推移している。ただ、医薬品事業、化粧品事業は駆け込み需要の反動が残っているほか、増税後の消費不振などを背景に売り上げが低迷しており、営業利益も当初想定を下回る見通し。経常利益、最終利益については上期の段階で投資有価証券売却益が寄与することから、前回予想を据え置いた。

日水薬の株価は9時53分現在1214円(▼34円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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