JMSが人工心肺用モバイルシミュレータを販売、人工心肺操作のトレーニングをより簡単に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/02 16:42
 ジェイ・エム・エス<7702.T>がこの日の取引終了後、ひろしま産業振興機構(ひろしま医工連携推進センター)や広島県内の教育機関・企業と協力して、人工心肺操作のトレーニング機器「JMS人工心肺用モバイルシミュレータ」を開発し、9月3日に販売開始すると発表した。
 人工心肺は、心臓血管外科手術において、一時的に心臓と肺の機能を代行する医療機器だが、手術中の様々な状況に応じた適切な操作が常に要求されることから、シミュレーション教育が近年盛んになっている。
 そこで同社では、小型で持ち運びが可能であり、手術室などで普段使用されている人工心肺装置を使って基本操作のトレーニングができる同製品を開発。人工心肺装置に装着されたトレーニング用人工心肺回路をシミュレータ本体に接続することで、操作に応じた模擬的な血行動態や心電図がシミュレータで再現されるので、平常時の基本的な操作はもちろん、容態変化への対応を想定した操作など、人工心肺操作のさまざまなトレーニングを行うことが可能だという。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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