イベント前に逆張り上限を試す流れも
ドル円は、7月30日高値(20日間高値)を上抜き、タートル系のトレンドフォロー型システムの買いが入り、上げ加速となっている。7月末~8月上旬にかけては一目均衡表の雲の薄い時間帯で、雲の支持線としても抵抗線としても信頼性が落ちる時間帯であったが、200日移動平均線を挟んでのアップダウンを繰り返し、変化の起こりやすい雲のねじれも相次いだことで上下に荒い、かつ、ダマシとなる値動きであった。
8月8日に200日移動平均線や、雲の下限を割り込んで下げ加速となったドル円だが、長い下ヒゲ安値で値を戻してからの上昇トレンド形成である。遅行線の好転に続き、基準線と転換線も好転し、一目均衡表では三役好転となった。
週末にイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演を控え様子見モードとなりやすい地合いであるものの、テクニカル好転で、足もとでは200日移動平均線を下値支持として、4月4日高値~心理的節目105円を唱える向きも増えてきそう。ただし、イベント前にテクニカル主導でドル円が先行して上げ過ぎてしまうと、イベント通過でハシゴを外されるリスクもあろう。以前として春先から続くレンジは抜けておらず、逆相関のNY金もレンジを継続している。本格的にトレンド発生からの大相場になるためには、ドル円、NY金がそれぞれレンジをブレイクした時であろう。そこまでは、少し幅が広がった感覚での逆張りが続くのではないか?
8月8日に200日移動平均線や、雲の下限を割り込んで下げ加速となったドル円だが、長い下ヒゲ安値で値を戻してからの上昇トレンド形成である。遅行線の好転に続き、基準線と転換線も好転し、一目均衡表では三役好転となった。
週末にイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演を控え様子見モードとなりやすい地合いであるものの、テクニカル好転で、足もとでは200日移動平均線を下値支持として、4月4日高値~心理的節目105円を唱える向きも増えてきそう。ただし、イベント前にテクニカル主導でドル円が先行して上げ過ぎてしまうと、イベント通過でハシゴを外されるリスクもあろう。以前として春先から続くレンジは抜けておらず、逆相関のNY金もレンジを継続している。本格的にトレンド発生からの大相場になるためには、ドル円、NY金がそれぞれレンジをブレイクした時であろう。そこまでは、少し幅が広がった感覚での逆張りが続くのではないか?