安値切り上げ・長丁場で期待したい<1861>熊谷組

著者:木村佳子
投稿:2014/08/13 08:21

業績改善・上方修正で今後が期待できる熊谷組<1861>

8月13日の8時50分に4-6月期のGDPが発表されます。

消費増税後の消費動向を知る手がかりとしていつにもまして注目度の高い指標ですが、
●どかんと悪くて当たり前→悪くても寄付きの様子見が終わると、株価上昇の可能性もあるかもしれません。
●小幅悪化の場合→意外と小幅のマイナスのほうが下げるかもしれませんね。
●良い場合→前場高の可能性

などのコースが考えられます。
午後になると中国の経済指標が出てくるので、その数字にも注意したいところです。

14:30 中国・7月小売売上高(前年比予想:+12.5%、6月:+12.4%)
14:30 中国・7月鉱工業生産(前年比予想:+9.2%、6月:+9.2%)
(株探より)

さて、12日に注目し、304円~292円までの値段の振れをみて、引け値は寄付きに4円及ばず負け判定となりましたが、
引き続き、視線を残し本日も注目です。

安値切り上げ型になっているため、まだ先に上りたい山場が残されているとみています。
日計りのトレードでは引け値を気にせず中抜き投資で。
長期の投資も行けるとみています。
13日の株価は294円 前日比 -4円安
寄付298
高値304
安値 292(買値の参考としては291~できれば288円あたりが理想かと思います)
引け 294 -3
出来高 18,979,000
単位 1,000株

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投資作戦
これまでの足取りでは
中2日~6日小幅なマイナス引けが続き、失望売り、売り物を吸収(?)。
筆者がまだ低位の時に注目したクラリオンと同じように
●なかなかパッとしない→あきらめて売る投資家が継続する→同社株フアンが売り物を吸収する期間
●売りモノが次第に少なくなった頃、復配などのニュースで居所変化
というパータンかな、と見ています。
長期的に取り組みたい銘柄でもあり、一日に1円抜き取引にも向く銘柄としてマークです。
まずは300円台乗せ期待と今は無配の状態から、復配を期待したいところです。
先行き、息の長い大きな展開を期待してもいいのではないでしょうか


=======フアンダメンタルは12日投稿分を引用します============

土木・建設工事、環境工事、リニア新幹線関連株
として、このところ話題の多い熊谷組(1861 東証1)。
8月7日大引け後に決算を発表しましたが、今期の経常利益は一転3%増益に上方修正となりました。

15年3月期第1四半期(4-6月期)の連結経常利益は前年同期比14倍となり金額ベースで18.2億円に急拡大。
通期の同利益は従来予想53億円から70億円(前期は67.9億円)に32.1%の上方修正となりました。

ただし、連結最終利益は従来予想の44億円より縮小して24億円(前期は42.9億円)、45.5%の下方修正で44.2%減益見通しとなっています。
なお、直近3ヵ月(4-6月期 1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.0%から2.3%に改善しているとしています。

他の建設会社同様、人件費、人手不足問題、資材高騰などが課題ですね。

工期が一年以上、契約金額が10億円以上の案件は租税法・法人法により、決められた年度に分割して経費とともに売り上げ計上するのが原則ですので、今後も上方・下方の修正の可能性はありますが、まずは前向きに評価したいところです。
========================-引用ここまで=================
配信元: 達人の予想

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1861
3,575.0
(11/28)
+50.0
(+1.41%)

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