【買い】ディー・エル・イー(3686)急落後のリバウンドを狙う

投稿:2014/08/10 18:05

株価は直近高値から20%下落、材料が多数ある同社のリバウンドを狙う

【業務内容・展開】同社はIP(Intellectual Propertyの略称。著作権の知的財産)の新規開発から多様な流通・販売までを中心に展開しており、ソーシャル・キャラクターのマーケティングサービスや映像コンテンツ(アニメーション、スマートフォンアプリ等のデジタルコンテンツ)の企画開発・制作及び制作後の総合的なプランの策定を行っています。「秘密結社鷹の爪団」というキャラクターが知られており、その他、オリジナルIPの「ぴったらず」が北米マーケットに進出したことや15秒動画SNSアプリ『Mechika』を運営しているGlue-thに出資したことなどがあげられます。最近では、タカラトミーと共同でゲームアプリの共同制作を発表し、「天才バカボン」初の長編アニメ映画製作開始するなど材料は豊富です。

【業績面、その他】近年は売上高、利益とも伸びており15年6月期については新規キャラの開発案件が進んでおりライセンス収入も増えています。「パンパカパンツ」が台湾携帯大手の宣伝キャラクターに採用されるなど「秘密結社鷹の爪団」以外のキャラクターにも特色が出てきています。8月12日に決算発表を予定しています。

【銘柄分析】株価は直近高値から20%下落、材料が多数ある同社のリバウンドを狙う
同社は今年3月に新規上場していますが5月に1:3の分割を行ってからは株価は1000円を中心にした推移が続いています。直近では1212円まで値上がりした場面がありましたが日経平均やマザーズ指数急落やMIXI株が高値から一時39%も下落することに伴う新興市場の地合い悪化などにより1,000円まで急落しました。ただ、同社は節目の1000円を割り込んでも下ヒゲをつける傾向が続いている状況が続いており、同社が抱えている材料や成長性を考慮すれば急落に対するリバウンドは十分考えられるので買いスタンスです。
柳橋義昭
エンジュク株式会社 事業部長
配信元: 達人の予想

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