ＴＢＫが１５年３月期業績と配当予想を上方修正、最近の受注動向を考慮

　ＴＢＫ<7277.T>がこの日の取引終了後、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の４５０億円から４６５億円（前期比２．０％増）へ、営業利益を同２９億円から３２億円（同６．５％減）へ、純利益を同２１億円から２４億円（同１０．３％減）へそれぞれ上方修正した。第１四半期の状況と最近の受注動向を考慮した結果としている。また、業績予想の修正に伴い、従来、中間・期末各７円を予定していた配当をそれぞれ８円に引き上げ、年間配当を１６円（従来予想１４円、前期１４円）にすると発表した。
　同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高１１２億３６００万円（前年同期比３．１％増）、営業利益８億３４００万円（同１．７％増）、純利益６億２３００万円（同２．５％増）だった。アジア市場の減少傾向は続いているものの、国内の自動車部品製造事業が順調に拡大したことでカバーした。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）