UACJが堅調、足もとの好業績評価と中期成長シナリオにも追い風

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/05 11:31
 UACJ<5741.T>が堅調だ。14年4~9月期連結業績予想を営業利益段階で110億円から120億円(前年同期比2.5倍)へ上方修正、前週末はこれを評価する買いに急伸し、前日は目先筋の利食いにやや軟化したが、押し目らしい押しを入れずに頑強ぶりを発揮している。古河スカイと住友軽金属工業の統合で発足したアルミ圧延の最大手で、合併効果が利益面でもプラスに働いている。世界的に需要が高まるモス型LNG船向けでは高採算のタンク用アルミ厚板で市場を独占している。一方、燃料規制強化を背景とした自動車軽量化では、大型車生産比率の高い米フォードやGMなど米国でボディ素材にアルミを採用する動きが強まっており、これも世界的なサプライヤーである同社の中期成長シナリオを支援している。

UACJの株価は11時30分現在452円(△2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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