日軽金HDが続伸、アルミ市況上昇、好業績割安プラス材料性で注目度増す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/23 10:33
 日本軽金属ホールディングス<5703.T>が続伸、低位株物色の流れのなかで上値慕いの動き。市場関係者の間でもここ注目度が増しているようだ。アルミニウムの国際相場が一段と上昇しており、LMEでは、22日時点で前週末比約2%高となる1トン=2030ドル前後と1年5カ月ぶりの2000ドル大台を回復、アルミ最大手の同社にとって追い風材料として意識されている。業績も好調を極めており、トラックや鉄道車両向けアルミニウム製品が伸長し、前期特損計上の反動もあって15年3月期の最終利益は前期比ほぼ倍増の100億円見込みと回復が加速する。指標面でPER8倍、PBR0.7倍台の割安感は見直し余地を暗示する。さらに、個別に手掛かり材料も内包、世界的に増産の流れにある航空機向けなどに、アルミの中でも最高水準の強度を持つ新素材の開発に成功しており、今後の需要取り込みが期待されている。

日軽金HDの株価は10時33分現在158円(△3円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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