<動意株・9日>(大引け)=サイバーS、上新電機、カスミなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/09 15:46
 サイバーステップ<3810.T>=連日のストップ高。2日に全額出資子会社のサイバーステップ・コミュニケーションズ(カリフォルニア州)がオンラインゲーム「鬼斬(おにぎり)」の英語版サービスを開始したと発表、前週末4日には台湾現地法人を通じて「鬼斬」を台湾や香港、マカオ向けに正式サービスを開始したことをきっかけに上げ足が加速している。

 上新電機<8173.T>=続伸。関西地盤の家電量販チェーンで、地元同業他社の多くが首都圏地盤の大手に吸収されるなかで、同社は「唯一の関西資本」を打ち出し自主独立を堅持。阪神タイガースに関しても同社は唯一のスポンサー企業であり、関西の消費者から安定した支持を得ている。西日本中心に気温が急速に上昇するなかで、今後はエアコンの販売増が期待され、今15年3月期は通期連結営業利益で76億円(前期比2.8%増)と増益を予想。

 カスミ<8196.T>=3日続伸。4日の取引終了後、15年2月期第2四半期(3~8月)の連結業績見通しを増額修正したことが引き続き好感されている。売上高は従来予想の1208億円から1218億円(前年同期比6.4%増)に見直したほか、純利益は9億円から17億円(同30.8%増)へ上方修正している。消費増税の影響による落ち込みが想定よりも少なかったことが要因。

 パル<2726.T>=一時ストップ高。同社は8日大引け後に、15年2月期第1四半期(3~5月)決算を発表。連結売上高260億3400万円(前年同期比9.2%増)、営業利益24億7500万円(同29.5%増)と営業利益では大幅な増益となっており、これを好感する動き。衣料事業では、積極的なブランドプロモーションを展開し、機動的な商品投入によって店頭商品の鮮度を向上。44店舗を出店した効果もでている。通期は売上高1063億円(前期比6.3%増)、営業利益65億2000万円(同9.2%増)の従来予想から変更はない。

 乃村工芸社<9716.T>=大幅反発。同社は8日の取引終了後、15年2月期第2四半期累計(14年3~8月)の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の490億円から510億円(前年同期比6.2%増)、営業利益を同15億円から22億円(同3.3%減)、純利益を同9億円から13億円(同20.0%増)へそれぞれ上方修正。消費増税の影響が想定よりも限定的だったほか、受注プロジェクトが順調に推移する見込みであることなどが要因。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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