船井電機がジリ高、歩行アシスト早期事業化報道を材料視

　船井電機＜6839.T＞がジリ高。２７日付の日本経済新聞が「歩行アシスト事業を分離、早期事業化目指す」と報じたことが材料視されている。高齢者が歩きやすいように電動で引っ張るカートを開発しているが、早期の事業化には他社との提携が必要と判断、同機器の開発を担当する社員らの独立を認める。船井電機は出資しないが、機器の制御ソフトの開発や機器の製造を受託して収益拡大につなげると伝えており、歩行アシスト事業化に向けた具体的な戦略を好感した買いが先行している。

船井電機の株価は９時２９分現在１０２０円（△６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）