アイフルが活況高、売買代金も東証1部断トツに 

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/12 12:55
 アイフル<8515.T>が連日の活況高で市場の話題となっている。前日は7%超の株価急伸もさることながら売買代金でソフトバンク<9984.T>を上回り東証1部トップとなった。きょうも前場段階でソフトバンクを大きく上回る東証1部で断トツの売買代金をこなし、続急伸、昨年10月下旬以来の500円台回復と気を吐いている。ノンバンクセクターは業種別で値下がりとなっているにもかかわらず、異彩の上げ足は否が応にも目を引く。
 市場では「8月にも入れ替えが噂されるJPX400で新規採用される可能性が高い銘柄として、個人投資家と一部ファンド系資金を巻き込んでの買いニーズが顕在化している」(準大手証券情報部)と指摘されている。「外国人投資家が好むとされる高ROE銘柄への高評価は、JPX400の採用やGPIFの株式運用拡大などに際し、株式市場活性化策の一環として政府の息がかかっている」(市場関係者)という思惑もある。
 同社株の高ROE(25%台)は過小資本を映すものとして評価対象外のはずだが、「JPX400新規採用では評価ポイントが多岐にわたりブラックボックス化していることから(採用には)政治力も働く」(国内投資顧問会社)との指摘も現実味を帯びている。

アイフルの株価は12時45分現在517円(△21円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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