洋ゴムが反発、会社側中計は保守的との見方
東洋ゴム工業<5105.T>は3日ぶり反発。前日は16年12月期を最終年度とする3カ年計画を発表、北米やマレーシアのタイヤ生産増強などに合計1300億円を投じ、タイヤの海外生産比率を50%に高める方針などを発表したが、株価はそれまで23年ぶりの高値水準で強調展開を続けていたこともあって、利食い売りに押される展開となった。ただ、中期計画の目標値について市場では、天然ゴム価格が現在の市況から大きく遊離しない限り、「16年12月期の会社側想定の営業利益520億円は580億円強(前期実績比6割増)まで上乗せされる公算が大きい」(中堅証券調査部)との見方もあり、中期成長力に期待した押し目狙いの買いを誘っている。
洋ゴムの株価は11時21分現在903円(△6円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
洋ゴムの株価は11時21分現在903円(△6円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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