<私の相場観>=カブドットコム証券・チーフストラテジスト 河合 達憲氏
東京市場の現状を分かりやすく表現すれば「1勝1分け1敗」となる。
1勝はテクニカル面の強さ。日経平均株価は、25日、75日の移動平均を突破したのに加え、75日線が上向きに転じたことに注目。さらに、一目均衡表の「雲」抜けを達成するなど強気のシグナルがそろってきた。
1分けは、円相場と株価との相対的な関係。今年初の1万6000円時に105円、安値1万4000円時101円とすると、1円で500円の変動幅となる。これを前提とするなら、現状の円相場と株価は、ほぼ見合っていることになる。
1敗は、売買代金の低迷。昨年の年間平均売買代金が2兆3500億円なのに比べて、今年4月以降の平均は1兆7700億円と低迷している。
物色対象として、長期間を経て経常利益が過去最高更新見通しの銘柄に注目。ゴルフ場事業が拡大をみせるパチンコ機大手の平和<6412.T>、エネルギー・環境事業の相乗効果が期待できる三菱重工業<7011.T>、太陽光発電で急成長するサニックス<4651.T>、松やにを精製した樹脂で知られる荒川化学工業<4968.T>にも注目。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
1勝はテクニカル面の強さ。日経平均株価は、25日、75日の移動平均を突破したのに加え、75日線が上向きに転じたことに注目。さらに、一目均衡表の「雲」抜けを達成するなど強気のシグナルがそろってきた。
1分けは、円相場と株価との相対的な関係。今年初の1万6000円時に105円、安値1万4000円時101円とすると、1円で500円の変動幅となる。これを前提とするなら、現状の円相場と株価は、ほぼ見合っていることになる。
1敗は、売買代金の低迷。昨年の年間平均売買代金が2兆3500億円なのに比べて、今年4月以降の平均は1兆7700億円と低迷している。
物色対象として、長期間を経て経常利益が過去最高更新見通しの銘柄に注目。ゴルフ場事業が拡大をみせるパチンコ機大手の平和<6412.T>、エネルギー・環境事業の相乗効果が期待できる三菱重工業<7011.T>、太陽光発電で急成長するサニックス<4651.T>、松やにを精製した樹脂で知られる荒川化学工業<4968.T>にも注目。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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