菊池製作所など介護ロボット関連が軒並み高、トヨタがリハビリ補助ロボの臨床研究モデル開発で

　菊池製作所<3444.T>やサイバーダイン<7779.T>、セック<3741.T>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>など介護ロボット関連銘柄が軒並み高となっている。２８日にトヨタ自動車<7203.T>が１１年に発表した「介護・医療支援」領域のパートナーロボットである「歩行練習アシスト」と「バランス練習アシスト」を改良し、病気やケガなどで歩行やバランス確保が不自由な人のリハビリテーション支援を目的とした臨床研究モデルを開発したと発表しており、これを材料視した買いが関連銘柄に入っているようだ。トヨタでは、今秋より、臨床研究モデルをそれぞれ２０拠点の医療機関に有償で提供するとしているが、これによりリハビリや介護分野のロボット開発に拍車がかかるとの見方が強まっており、今後の市場拡大への期待から買われているようだ。

菊池製作所の株価は１０時２７分現在４２１５円（△４８０円）
サイバダインの株価は１０時２７分現在６３８０円（△２３０円）
セックの株価は１０時２７分現在３６２０円（△１４０円）
ハーモニックの株価は１０時２７分現在３３１０円（△５５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）