日経新聞半歩先読み
成長投資へ公募増資 三井不 32年ぶり3000億円日経新聞 1面
今朝の日経1面トップ記事です。この公募増資は、2020年東京五輪開催を控え、アベノミクスの成長戦略の「国家戦略特区」での容積率の緩和期待などで、不動産市場の好調が想定される状況で新たな攻めのための投資資金を手当てすることが目的のようです。シャープなどに代表される「敗戦処理」のための公募増資ではなく、新たな成長のためのエクイティファイナンスです。
今後この動きが他の大手不動産会社にも波及する可能性があります。三井不動産は、新株発行を伴うエクイティファイナンスなので希薄化懸念により、目先は下落の可能性がありますが、「悪材料出尽くし」の可能性もあります。その他の大手不動産は、いつ公募増資を発表するのか、「懸念材料」が残ることになります。目先はともかく、中・長期的には「早いもの勝ち」となって、三井不動産が大手不動産では相対的にパフォーマンスが良くなる可能性がありそうです。
また、短期的にも、寄り付きから大幅安だった場合、買いで1回転出来るかも知れません。
(8801) 三井不動産 (東証1部) 3,340円 前日比 +25 (+0.75%) [売買単位:1,000株]
(8802) 三菱地所 (東証1部) 2,529円 前日比 +22 (+0.87%) [売買単位:1,000株]
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
今朝の日経1面トップ記事です。この公募増資は、2020年東京五輪開催を控え、アベノミクスの成長戦略の「国家戦略特区」での容積率の緩和期待などで、不動産市場の好調が想定される状況で新たな攻めのための投資資金を手当てすることが目的のようです。シャープなどに代表される「敗戦処理」のための公募増資ではなく、新たな成長のためのエクイティファイナンスです。
今後この動きが他の大手不動産会社にも波及する可能性があります。三井不動産は、新株発行を伴うエクイティファイナンスなので希薄化懸念により、目先は下落の可能性がありますが、「悪材料出尽くし」の可能性もあります。その他の大手不動産は、いつ公募増資を発表するのか、「懸念材料」が残ることになります。目先はともかく、中・長期的には「早いもの勝ち」となって、三井不動産が大手不動産では相対的にパフォーマンスが良くなる可能性がありそうです。
また、短期的にも、寄り付きから大幅安だった場合、買いで1回転出来るかも知れません。
(8801) 三井不動産 (東証1部) 3,340円 前日比 +25 (+0.75%) [売買単位:1,000株]
(8802) 三菱地所 (東証1部) 2,529円 前日比 +22 (+0.87%) [売買単位:1,000株]
今日も皆様に相場の福が授かりますように!!
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